上記のような構造を考えます。
1.購入したこの対物レンズを日曜大工売り場などに持っていって
塩ビパイプやその他なんでも良いです、ある程度しっかりしたもので、
径が、ほぼピッタリ合う33cmくらいの長さの管を用意します。
そんなに値段は、高くはありません。
管を切ったりするのは、糸鋸(イトノコ)があれば、できます。
仕上げなど切り口を平らにするには、
工具売り場で売ってるペーパー(紙やすり)でできます。
2.お菓子のチップスターなどの空き箱を用意します。
その空き箱の底板に、丸く穴を開けて接眼レンズをはめ込みますが
接眼レンズを購入してから、そのサイズに合うように、
キリやカッターなどで、穴を仕上げます。
3.対物レンズと塩ビパイプとの連結ですが
簡単につなげるには、ガムテープ(布用)で連結すれば、簡単です。
もっと簡単な丈夫な結合は、
対物レンズ筒と塩ビパイプの外径が同じくらいなら、
割り箸を切って、筒外に骨継ぎのようにあてがい、
そこにガムテープで巻けば、
もっと強固に固定できます。
対物レンズは、非常に軽いので(100g程度の重さ)
この方法での結合で大丈夫です。
4.また、チップスターの紙管にもガムテープ(布用)を巻きつけ
塩ビパイプとしっくり合う径にします。
5.これで、接眼レンズを付けて、手で持って
チップスターの紙管を前後に動かし
ピント調節して観測します。
6.また、もっと良い像を楽しみたい場合には、
塩ビパイプの内側やチップスターの空き箱の内側に
黒色に塗装すれば、尚良いです。
遮光スリッターなどは、特に必要ありません。
これだけで、OKです。
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この国産レンズを使用して
製作した天体望遠鏡の自作例
筒は、重量が数グラムの紙管にて製作。
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