年寄りをさら湯に入れるな…って、これ、ホント?
さら湯(沸きたての新湯)は、きれいであり、1番風呂は気持ちが良いものですが、
だが、しかし、風呂の残り湯で洗濯するとよく汚れが落ちるのと同じで、
多くの人が入った湯は、脂肪、垢、分泌物が多く、軟水状態になっています。
さら湯は、硬水状態であり、硬水と軟水の違いは、熱の伝わり方の違いです。
硬水は、熱伝導が速く、皮膚を刺激しやすく、体内のカリウム、ナトリウム、脂肪
が、溶けやすい状態なのです。ですから、年寄りには、さら湯は、ダメ、が、正解。
更に面白い見聞録がありましたので、ご紹介します。
室町時代に、ご馳走風呂なるものが、あったらしいです。
酒と料理の宴会つきの風呂で、お客様に1番風呂を与えていたという記録があります。
しかし、折角のご馳走で摂った栄養を全部風呂で流して、栄養失調になっているとも
知らずに、こういうところへくる客って、室町時代の金持ちバカだったんでしょうねー。